連載 Ledlenser PEOPLE #002 井手大介さん(DJ)

(text by Koki Nojima: Ledlenser Japan)

連載 Ledlenser PEOPLE

#002 井手大介さん(DJ)


アウトドアマンはいつだって早起きだ。
休みともなれば夜明け前に自宅を出発し、海へ、山へ、遊びのフィールドへ。

FMヨコハマの「The Burn(ザバーン)」をご存知だろうか?神奈川県を中心とした関東エリアで、毎週土曜の朝5時から放送され、20年(!)の長きにわたって愛される名物ラジオ番組。

交通情報はもちろん、波情報、釣り、キャンプ、スノーボード、車、そして音楽。アウトドアファンに役立つ情報が盛りだくさんの内容だ。


その立ち上げ当初から番組の看板DJを務めるのが井手大介さん。MTV世代なら、氏の活躍とインタビュアーとしての堪能な英語を覚えている方も多いはず。

The Burnは生粋のアウトドアマンである井手さんのライフスタイルそのもの。肩の力が抜けた自然体そのものの軽快なトークに、アウトドアマンとして確かな経験と最新の情報が随所に散りばめられ、聞いているだけでフィールドへ遊びに行きたくなるし、遊びのインスピレーションになる。

そんな井手さんとレッドレンザーとの接点は10年前に遡る。アウトドア・チャリティイベントにレッドレンザーが参加した際、MCを務めたのが井手さん。以来10年にわたって、レッドレンザーのLEDライトを愛用してくださっている。


ヘッドランプを使ったアウトドアアクティビティをお聞きすると、とっておきの話が飛び出した。

「産卵のため夜に浅瀬へやってくるホタルイカを、網ですくう企画があり、レッドレンザーのヘッドランプを使わせていただいたのですが、これがもう、すごかった!」と井手さん。

ウェイダーをはいて静まった夜の海に腰まで入り、海中を漂うイカを網ですくうには明るいヘッドランプが欠かせない。ライトで海中を照らしてホタルイカを探すのだ。それゆえライトの光は強ければ強いほど良い。

「その時もすごく明るいランプを持っていることで現場ではとても目立ちましたし、ホタルイカを見つけるのが簡単。以来レッドレンザーのヘッドランプは僕の武器、ホタルイカすくいには欠かせません!」。

そこで今回、レッドレンザーの旗艦ヘッドランプ「H19R Signature」を手に取っていただいた。


「僕のレッドレンザー(XEO19R)よりコンパクトで断然明るい!ヘッドランプってすごく進化しているんですね!次のシーズンはこれをもって行きましょう!」と目を輝かせる。もう今から楽しみでしかたがない様子。

左がレッドレンザーの現行旗艦モデルH19R Signature(最大4,000ルーメン)、右は井手さん10年来の相棒 XEO19R(最大2,000ルーメン/現在は廃盤)。倍増した明るさはもちろん、光源やバッテリーの大きさを見比べれば進化は明らか。
4,000ルーメンの光をテストする井手さん。「光が強いことはもちろんだけど、光(照射面全体)が均一に明るいのがすごい!ホタルイカすくいの武器としてこれは最強です!」。

遊びが仕事、仕事が遊び。
少年時代からありとあらゆるアウトドアアクティビティを追求してきた井手さんならでは楽しみ方に我々もびっくり。

アウトドアシーンにおいては1,000ルーメンもあれば十分明るい認識があったが、強い光源を使ったそのような遊びがあったとは!私たちレッドレンザーがヘッドランプを使った新しい遊びを教えていただく結果になった。

来シーズンに向け、現地でホタルイカの出現情報を日々発信している方を見つけており、すでに準備には抜かりがない様子。

釣り仲間、サーフ仲間、キャンプ仲間、山仲間、井手さんにはどのフィールドにも多くの仲間がいる。

そしてギブアンドテイク。アウトドアの世界では井手さんのように仲間を大切にするギバーが多い。限りある自然に最大級の敬意を払い、安全に長く楽しむ。達人に学び、仲間と喜びを分かち合う。

The Burnが今年20周年を迎え、FMヨコハマでも最も古いラジオ番組のひとつとなった理由はきっとそこにある。

追伸:窓がないスタジオの照明を落としてレッドレンザーの最新エリアライト「AF8R Work」もテストしていただいた。「うわ、これも4,000ルーメン。僕のガレージで使いたい!」と、この表情。レッドレンザーならではの均一な光を実際に使っていただくことに。続編にもご期待ください。

■Ledlenser PEOPLE #001 鈴木斉さん(プロアングラー)の記事はこちら