【悩ましい問題】復活した「P7R SE」 vs 新定番「C7R クラシック」: けっきょく何が、どうなのさっ!?

悩ましい問題が勃発してしまいました。2024年度における当サイト(レッドレンザー公式オンラインショップ)でH8R SE(ヘッドランプ)に次ぐ人気を誇った「P7R SE」も奇跡の復活! 晴れて再販いたしました(ハンディライトとしては2024年の人気No.1商品)。

これにより昨年秋にデビューした新定番「C7Rクラシック」v.s. 銘品名高い「P7R SE」の復活劇、どっちがいいんだ問題が勃発。熱狂的ファンが多いレッドレンザージャパンの社員を二分する騒ぎに。ですが今は分断を忘れ団結すべき時。ポイントを整理いたしましょう。

【最大の違い】

乾電池&充電池のハイブリッドか、そうでないか。「P7R SE」はリチウムイオン充電池に加え、乾電池用のバッテリーカートリッジも付属。つまり充電池と乾電池の両方を使うことができます。

lp-happybox-2024-bousai-p7r-se-2_6DiS.jpgP7R SEは充電環境がない山や僻地などに持っていく際、「乾電池じゃないと困る」というニーズにも対応しているといえます。たとえそのような僻地ではなくても、カートリッジと乾電池さえあれば、充電池を使い切った際に、乾電池に切り替えて長時間使うことも可能です。

一方の「C7R クラシック」は充電池専用モデル。乾電池は「C7 クラシック」という専用モデルが別途用意されており、ハイブリッドでの使用はできません。

ここは潔さを取るか、懐の広さを取るか。用途や好みの問題と言えそうです。lp-gift-2024-p7r-se_fNlc.jpg

またP7R SEは現行ラインナップで唯一である「特性ギフトボックス仕様」↑。プレゼントや贈り物にも最適です。このあたりはさすがスペシャルエディションといったところ。数量をまとめてくだされば特別にレーザー刻印での名入れをした法人ギフトにも対応いたします。

【明るさ比較】

・P7R SEは、ブーストで1,100ルーメン(点灯時間 約10秒)、パワーモードで600ルーメン(点灯時間 2時間)

・C7Rクラシックはブースト機能がなく、パワーモードで1,000ルーメン(点灯時間 2時間)

つまり1,000ルーメンの光でバリっと明るく、それを1分以上使用したい人や、強い光で遠くを一定時間照らしたい方は、C7Rクラシック の方が良いかもしれません。

照射特性として、P7R SEは点灯開始時から光の強さが変わりにくいコンスタント仕様。いっぽうC7Rクラシックは点灯後、徐々に暗くなるフェード仕様です。

余談ですが、同じ容量の充電池を使用し、同じ出力(明るさ)でランタイム(点灯時間)が違う場合、そこには必ず照射特性=つまり明るさが変わらないコンスタント型か、徐々に暗くなるフェード型かが関係してきます。明るさに魔法の杖はないのです…。

なのでP7R SEの600ルーメンでも、考え方によっては十分明るいですし、明るさを優先するならP7R signature=ブーストで2,000ルーメン、パワーモードで1,200ルーメンという選択肢も。

【ライトピクチャ/光の輪郭】

ここからはややマニアックな話です。P7R SEとC7Rクラシックは近いスペックながら、光源に採用されたLEDチップが異なります。よく見較べれば、光源の形状も異なり、ここから照射される光の輪郭にも大きな違いとなって現れます。


C7Rクラシック(右)の方が、よりクッキリとした輪郭。これをもって「この方がレッドレンザーらしい」と評する古くからのファンが多いのは事実です。もちろんこれも好みの問題ですので、どちらが良いという話ではありません。個人的に見やすい方を選ぶのが正解です。

【表面加工/ダイヤローレット】

P7R SE↑はハウジング部分にもギザギザのダイヤローレット(滑り止め)加工が。グローブを装着してのフォーカス調整や、整備などで油で汚れた手での操作なら、こちらの方が滑りにくい。またポケットフック付きなので、ズボンやサロペットのポケットに忍ばせる方には便利な機能と言えます。

C7Rクラシック↑、ハウジング部にローレット加工はなく、グリップ部分もローレットは控えめ。機能同様、デザインもシンプルで潔いしつらえと言えます。

【スイッチボタン】

ON/OFF操作はどちらも「テールキャップスイッチ」で引き分け。エンドにスイッチが配されているので、たとえ暗闇の中でも、ライトさえ握ることができれば直感的にON/OFFが可能。最新モデルにはない人気の仕様です。

写真のように親指が後ろになるようハンドライトを持つ方には、特におすすめの仕様です。点検作業など頻繁にON/OFFを繰り返す際の使い勝手は秀逸。

ちなみに保護等級/防水性はいずれも「IP54」。これは「ちょっとした雨や水がかかる程度ならOKだけど、水に浸したり強くかけるのはNG」なレベルです。

いかがでしたでしょうか? さてさて、あなたはどちら派?

P7R SE(スペシャルエディション) 乾電池/充電池ハイブリッドタイプ 詳細ページはこちら

C7Rクラシック 充電池タイプ 輪郭クッキリ 詳細ページはこちら

C7クラシック 乾電池専用 詳細ページはこちら

※NOTE: これら3商品はいずれも「販路限定モデル」です。